ここスマイリング本部事務所では、しばしばチラシや文書作りに悩まされます。 皆様にお伝えしたいことをどのように伝えるか…その商品の良さや従業員の思いをどうお伝えするか…
趣味である書道では、「余白を大切に」とよく注意をされます。
テレビで俳句の添削をしてもらいながら順位を競う番組は、言葉選びにおいて大変参考になります。そこでも、「書かない美しさ、想像させる面白さ」を教えられます。
そんな日々の中、先日息子(社会人)と車に乗りながら洋楽を聞いていました。
「これは意味は分かって聴いているの?」と聞くと「だいたいね」とのこと。
息子曰く、最近のJ-POPは息子には言葉が多すぎるとのこと。
言いたいことを全て言葉にするのは好きではないらしい。
「音楽には曲がついている、映画には映像がついている、言葉で表現する必要がない」と言うのです。
「でもね、女性は言葉で言わないとわからないものなのよ」と言うと、
「うん、知ってる。だから僕には彼女ができないんだ」と…
この「言葉の必要性」談義はそれから延々と続き1時間のドライブが終了。
私もおばさんながら女性なので、男性の言葉の少なさに「なんでやねん!」と思うところも多いですが、かく言う私が名作と思う歌謡曲は「与作」。
あの短く必要最小限の言葉の中に、風景、音、情緒、家族愛、全てが含まれていると思います。
息子の気持ちも少々わかるということで落ち着きましたが、ついつい「早く嫁をもらってくれ~」と言葉にしてしまいます。
上手く思いが伝えられるようなチラシ作りをしようと思いながら、また長々とブログを書いてしまいました。今後、余白に自分なりの意味を込められるか… (以下余白)